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ボクシングの「判定の差」

■内藤-亀田興戦43.1%=ボクシング視聴率(時事通信)

 29日、内藤大助(宮田)-亀田興毅(亀田)の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチがTBS系で放送されました。
注目度や試合に至るまでの物語により、このような視聴率になっています。
ただし、日本ボクシング界の抱える多くの問題は、解決には向かってはいません。

いちばんの問題は、日本ボクシング界の全体的な人気の低下です。
60年代の高度経済成長期をピークに、だんだんと低下してきています。
80年代の日本ボクシング界「冬の時代」ののち「辰吉・鬼塚時代」に少し盛り返したものの、再び人気低下し今日に至っています。
試合は「興行」なので、客が少ないと(視聴率が取れないと)赤字になります。
あの畑山隆則選手でさえ、視聴率が取れずに世界タイトルマッチをマッチメイク出来ないため、一度は引退しています。
その後、芸能界で知名度を上げてからカムバックし、視聴率を稼ぐようになりました。
しかし、あくまで畑山隆則選手の試合が採算がとれるようになっただけで、日本ボクシング界全体の人気は低下したままです。
亀田興毅選手が出てきてからも、状況は変わりません。

そして、その選手の人気がファイトマネーにも、そのまま響きます。
いくら実力があっても、人気が無ければ、ファイトマネーが安いどころか試合も組めない。
そのため、どこのジム(プロモーター)も、人気取りの演出や話題づくりに熱心になってきました。
テレビの側も、ゲストに芸能人を呼ぶのが慣例のようになっています。
多くの人をボクシングに引き込もうという意味においては正解です。
判定の採点基準に関しても、テレビでは毎回説明があります。
それなのに、インターネット上のニュース記事では、その採点の「点数」があまり報じられていません。
3-0という3人のジャッジの「票数」しか載せていない記事がほとんどです。
今回の試合の「点数」である[116-112、117-111、117-111]を探すまでに、30記事以上も開きました。
この視聴率のニュース元の時事通信や共同通信では見つかりませんでした。

3-0というのは「大差」ではありません。
「大差」か「僅差」かの判定は、3-0の中身の「点数」で決まります。
今回の試合の判定は、「大差」とも「僅差」とも言えないでしょう。
試合を見ていない人に、ダイジェスト映像だけでは知り得ない「判定の差」を知らせるには、「点数」を記すべきでしょう。
日本ボクシング界全体の人気の浮上には、日本ボクシングコミッションや日本ボクシング協会からの、そういうメディアへの細かい働きかけも必要ではないでしょうか。
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